そんなアナタが好きです。
翌日。体育祭本番
ついに本番がきてしまった。
私は基本的に運動は苦手…
それにここは女子は私しかいないから余計に苦手になってしまった。
だから必然的にあんまり動かないムカデリレーにでるの。
ついでに言うと、遥緋と涼助くんと沖乃先輩は学年対抗リレー。
「おい、遥音。
俺ちょっとトイレに行ってくるから係り変わってくれない?」
何もすることがなくぼーっとしていると遥緋がそう言ってきた。
「え?あ、いいよっ!
任せちゃって♪」
「ああ。頼んだよ」
遥緋は私に頼んですぐに駆け出して行った。
それと入れ違いに涼助くんがやってきた。