そんなアナタが好きです。
「うわぁー!自分の仕事遥音に押し付けるとはひどいやつだなー!」
そう笑いながら言ってきた涼助くん。
「はい!チョコレート!
小腹すいただろ?」
「あ、ありがとう♪」
そしてもらったチョコレートを食べようとすると急激に吐き気がした。
「うっ…」
私の異変がわかったようで涼助くんが背中をさすってくれる。
なんで急に吐き気が…?
私が考えているといつからいたのか高梨先輩が聞いてきた。
「大丈夫か?
もしかして彼方となんか…ああいうことしたりしたか?」
「ああいうこと??」
私はわけがわからず聞き返すと何でか照れてしまった先輩の代わりに涼助くんが言ってきた。