そんなアナタが好きです。
「樹くんはウブなんだからだめだってー!
だから、要するに…彼方と夜を過ごしましたか?ってこと!」
涼助くんがそう言ってきて私はカッと顔が熱くなった。
もちろんした。
その顔で全てを察したように2人が顔を見合わせた。
「遥音、薬局行くか。」
「…」
「彼方には俺から言っておく。
早く行ってこい」
「ありがとな!樹くん!」
そして涼助くんから手を引かれ、薬局へ向かうことになった。