そんなアナタが好きです。



わいわい騒いでいると時間がすぎるのは早いもので…





もうホームルームに行かなきゃいけない時間…










「もう行かなきゃか…」









私が何気なく行った言葉でみんなが悲しそうな顔になる。









「仕方ないだろ。
ここで会えなくてもすぐに集まればいい」









珍しく遥緋が青春っぽいことを言うからなんだかおかしい









「そうだよね!
またすぐに集まればいいんだよねっ」









私が頷くとみんなが立ち上がる。









そうだ。今日ここで過ごしたことを忘れずに

いつでも仲良くしていれば集まれるんだ









そして私は母親にならなきゃいけないんだ。









これで学生は終わり!





そうしてホームルームへとむかう。






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