そんなアナタが好きです。
私と遥緋が教室に入ると担任の夏川先生はもうすでにきていた。
そして私は教壇に立つ。
あぁ緊張するなぁ…
でも言わなきゃいけないんだ。
「今日で遥音は退学する。
理由は遥音から話してくれるみたいだ。
みんなよく聞けよ」
そう言って私へと話を振る先生に続き話し出す
「わ、私沖乃彼方先輩との子供ができています
なので退学をしようと決意しました!
いままでみなさんには本当にお世話になりました!
も、もし良かったら来月に結婚式をしようと思うのでよかったら来てください!
本当に今日までありがとうございました!」
私が話終わるとクラスのみんなが優しく声をかけてくれる。