そんなアナタが好きです。



「僕に説教みたいにしてくる女の子
君と姉さんくらいだよ」







そう褒め言葉かけなしているのかわからない言葉を言って、後は何も言わず歩き出した。








結局教室まで持って来てくれた先輩を見て遥緋が近づいてきた。









「お前、俺の可愛い妹に手出したら許さないからな」










それを言われた当の本人はケロリとしていて
むしろもっと挑発的なことを言う。








「ふぅん…君が双子のお兄さんかぁ
そっくりだね。でも妹さんの方が可愛げがあるよね」




「ふん、あたりまえだろ?
遥音は誰より可愛いんだからな」









遥緋…
なんかただのシスコンみたくなってますよ笑




まだ二人の地味なもめあいはつづく









「へぇ〜この子遥音ちゃんって言うんだね
遥音ちゃんはいつか僕のものになるよ」









そう自信満々な笑で言って去っていった。









当然そのあと私が遥緋に散々あいつと関わるなって言い聞かせられたことは言うまでもない。







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