そんなアナタが好きです。

好き




「じゃあ僕お風呂行ってくるね」









そう言って先輩はお風呂に行ってしまった。







とりあえず涼助くんには連絡しよう...





『もしもし?涼助くん?』


『おお!!遥音!』


『遥緋怒ってる?よね...』


『あぁ怒り狂ってるよ(笑)』









うわぁ...もう帰りたくないなぁ...









『んで?お前はどこいるんだよ』


『あ...沖乃先輩のお家に...』


『はぁー!?』







涼助くんは心底驚いて耳がキーンってなるほど叫んだ。









『ちょ、涼助くん!』


『あ、わりーわりー笑
それより!なんで彼方ん家だよ!』


『成り行きで笑』


『どんな成り行きだよ笑
お前さぁ彼方の噂知ってんだろ?なんで行くんだよ!』


『だって私...気付きたくなかったけど気付いたんだもん...』









沖乃先輩が好きだって...


その続きを言わなくても涼助くんはわかったようで




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