そんなアナタが好きです。
「遥音!!遥音大丈夫か!?」
私の名前を呼びながら走ってきたのは涼助くん
いつもそう...涼助くんは遥緋に起こられた私を探し出してくれるの...
涼助くんは私のそばに来て抱きついてきた。
「っ涼助くん!?」
「ごめん...俺が一緒についてれば遥緋から殴られることなかったのに」
「涼助くん...涼助くんのせいじゃないよ!
私が悪いから」
自分でそう言いながら泣いてしまった。
泣いたら涼助くんはほっとけないのに...
涼助くんに申し訳ない
「今聞くのもなんだけど...彼方とはどうなったんだ?」
「ぅ...それは」
私は昨日あったことを涼助くんに話す...