そんなアナタが好きです。
昨日のことを聞いて涼助くんはすごく驚いていた。
「あいつ多分遥音のこと本当に好きだと思うぞ?」
「え?」
そうして涼助くんは少し考える素振りをしながら教えてくれる。
「あいつ雨が降ろうが晴れだろうが女と約束したことはぜってー守る。んで一緒に過ごす」
そうして涼助くんは真剣な顔で私を見て言う。
「だからあいつは本当に遥音が好きなんだと思う。俺を差し引いてな!」
そう言って笑う涼助くん(笑)
本当に涼助くんには笑顔に何回もしてもらって感謝してもきれないよ!
そして得意げな顔で涼助くんはもっと私のことを考えた発言をする。
「見てろ!きっと彼方今日から女遊びなくなるぜ!」
「う、うん!」
私はそう頷くだけだった。