そんなアナタが好きです。
「遥音!」
遥緋と帰っているとそう言って突然後ろから抱きついてくる涼助くん。
「涼助くんっ♪」
涼助くんは離れて私の手を握ると歩き出す。
「お前らさぁ仲いいのはいいことだけど俺の前でイチャつかないでくれない?」
そう小言を言う遥緋。
そんなのお構いなしに話し出す涼助くん。
いつもの私たちの下校♪
「もう遥音とずっと離れて学校なんてしんどいぜー!」
笑いながらそう言う涼助くんにやっぱりドキドキしてしまう私。
そんなことさらっと言っちゃうのはずるい…
「またそんなこと言って…///」
「でももうすぐで遥音と遥緋も同じ学校になるんだなっ!
楽しみにしてるからなっ笑」
くったくなく笑う涼助くん。
いつも明るく笑顔にしてくれる涼助くん。
いつも心配してくれる遥緋。
いつも支えてくれている遥緋。
私この二人といる時が一番落ち着く♪