そんなアナタが好きです。
-------チュッ
不意に先輩の唇と私の唇が合わさった。
そして離れてすぐ先輩に引きせられまたキスする。
私は必死で先輩を跳ねのける。
「何するんですかっ!
やめてください!」
私がそう怒ると先輩は悲しげに微笑んだまま喋り始める。
「いいじゃん、ここなら人も来ないしさっき遥緋もまだ委員会で行ってたし」
「そう言う事じゃないですよっ!
なんでそんなことするんですか!」
先輩はずっと悲しげな表情のまま…
なんでそんな顔するんですか…?
「僕は…遥音ちゃんが本当に好きだから
だからこうやってるんだよ?」
そこで私は何でかわからないけど泣いてしまった。