そんなアナタが好きです。
「そうそうっ!今日は夜ご飯食ったら遥音は俺ん家に連行だから!」
「は?今日はそっちにやらないって約束だっただろ?」
「お願いっ!もう遥音不足ってやつだよ笑」
そう言って手を合わせながら遥緋にお願いする涼助くん。
そこまでされたら流石に遥緋も断れないようで
「わかったよ。明日から二日はやらないからな?わかってるよな?」
「おうっ!もちろん!
ありがとなっ」
遥緋が折れて歩き出すとニッコリと笑いかけてくれた涼助くん。
私はそれにしっかりと笑い返してまた二人で遥緋について歩き出した。
それから数ヶ月後無事に遥緋と私は桜花学園に入学することができた。