そんなアナタが好きです。
4章

秘密




季節はどんどん過ぎていき春。


私達と遥緋は2年生に、
沖乃先輩と涼助くんと高梨先輩は3年生になった。




そして一番変わったことといえば…









「遥音ちゃんっ♪
今日の放課後ひまー?」









そう言って話しかけてくる沖乃先輩。





沖乃先輩はこの春から女遊びしていると言う噂がまったくなくなった。



どうやら本当にやめたみたい。









「何もないですよー?」





「ならさっ一緒に遊び行こう?」









最近は遊びにも誘ってくれるようになった。




私が断る意味もなく、素直に頷くと先輩は得意のにっこり笑顔で素直に喜ぶ。









「嬉しい♪
じゃあ授業おわったら3Kの教室に来て!」





「わかりましたっ♪」









あーーー♪♪
放課後が楽しみで仕方ないです♪





< 61 / 160 >

この作品をシェア

pagetop