そんなアナタが好きです。
次の日私が学校へ行くと教室に昨日の上田先輩がいた。
「やっほ〜遥音ちゃん♪」
「う、上田先輩…」
上田先輩は私にニヤニヤしながら近づいてくる
「付き合ってるってことさぁバレたくないんだよねー?」
「…はい」
「じゃあ俺と二股しようよ」
この人…何言ってるの…?
二股?ありえないよそんなの!
「それは出来ません
私は沖乃先輩に嘘なんて付きたくないです」
私がそういうと上田先輩は私にケータイの画面を見せてきた。
そこには遥緋宛に書かれたメール
内容は私と沖乃先輩が付き合ってるってことをバラす内容だった。
まだ送られてはないけど…
「送って欲しくないなら付き合え
俺は二股でもいいんだ!浮気相手でもいいから遥音ちゃんと付き合いたいんだよ!」
「…そんな…」
どうしたらいいんだろう…