そんなアナタが好きです。



「僕のいない所で言い寄るなんて卑怯だね
正々堂々いいなよ」









先輩がそう言って上田先輩に近付くと上田先輩は少しビクついたけど向かう。









「だから、遥音は今日か「僕の遥音いつ呼び捨てにしていいって言った?」」









先輩は上田先輩の言葉を遮りながらそう低い声で言った。




それに動揺しながらも上田先輩は続ける。









「とりあえず!お前らのツーショットも持ってるんだ!遥緋にバラされたくなかったら大人しく俺と浮気しろ!」









なんでそこで浮気になるのか意味不明だが…




すると沖乃先輩が予想外なことを言った。









「はぁ、そこまで言うなら付き合いなよ
ただし僕とは別れないから、お前は浮気相手
このこと広めたりしたらすぐに別れるそれでいい?」





「あぁ!いいだろう!」





「あと手出さないでね
遥音は僕のものだから」





「お、沖乃先輩っ!」









私が先輩を呼んだけどそのまま先輩は出ていってしまった。





ど、どうしよう…





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