そんなアナタが好きです。
「遥音…大丈夫か?」
隣にいる涼助くんがそう声をかけてくれる。
でもそれに応える暇などなく上田先輩が話しかけてきた。
「デートいっぱいしよーな!
あとはー俺の事は下の名前で呼べよ!」
「あ、はい…」
はぁー…いやだぁー…
もー沖乃先輩は何考えてるのよ…
「じゃあ付き合った記念に…」
そう言って上田先輩が私にキスしてきたっ…
「っ!ちょ!やめてくださいっ」
涼助くんもびっくりして止めれなかったみたい
私はどうしていいかわからず教室を飛び出して
沖乃先輩を探しに行った。