そんなアナタが好きです。
「先輩っ!!」
やっぱり先輩は悩んだらいつも来るこの桜の木の下にいた。
「なんであんなこと言ったんですかっ!
私…私あの後キスされたんですよ!?」
私が思わずそう言うと先輩は私に抱きつきキスする。
「ごめん、本当にどうしようもないんだ
あいつ怒ったら何しでかすか分かんなくて有名なんだよ…」
「そんな…でも先輩なら勝てたでしょ!?」
「うん。
でも待ってて?耐えて?僕には作戦があるからさ?」
そんな言われたら何も言えない。
「…わかりました…」
そうして私達はそれぞれの教室に向かった。