桃色クレヨン

『天宮…ゆり。かー。』


俺は芝生の上に寝転んだ。


俺はなんとなく、天宮ゆりにひかれていた。


綺麗だった。


放課後の教室に夕日が差し込んで夕日色に頬が染まり、髪もつやつやしていた。


日の光で全てが輝いて見えた。



『さーとる!!いつまでサボる気だよ!』


凌が大声でそう言った。


俺は仕方なく、部活を再開した。


ちなみに俺の部活は…サッカー部だ。


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