桃色クレヨン
部活も終わり帰宅しようした時。


さっきの少女…天宮ゆりが玄関から出てきた。



まだ残ってたのかよ…もう七時だぞ。


『なに見とれてんだよ~!』


っと陵が後ろから抱きついてきた。


『見とれてないからっ!ただやっぱり不思議な子だな…って思っただけ。だってこんな時間まで残ってるんだぜ?』


『だから不思議ちゃんなんだぜ。天才ちゃんの訳なんてわかんねーよ。そんな事より今日の帰りもたこ焼き食べにいこ~ぜ~さと~る!!』


っと最後らへん甘ったるい声で陵が言ってきた。


『わかった。わかった。今日も付き合うぜ~!!』


俺は仕方なく了承した。



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