君の手を
ドクン

風で揺れる茶色がかった髪の毛

机に肘をつき外を眺めている

「や、やばい」

美咲ちゃんの声で我に返った

「き、来たんだね空席の住人さん」

「美月ちゃん…よろしくね!!!」

「え、あ、ちょっと待っ…」

行っちゃった…

とりあえず自分の席に…

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