君の手を

「ねぇ、どこいくの?」

「え、あ、う、海!」

「海??」

きらきらした目で俺を見上げる

だからやばいって…

「あと三駅ぐらいしたらさ
海が近くにあるんだよ」

「へぇ、しらなかった!!」

太陽はなんでも知ってるんだね

なんてかわいい笑顔で…

俺を殺す気か!!

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