君の手を

眩しいくらいの

部屋中に鳴り響く携帯のアラーム音

ゆっくり起き上がりカーテンを開ける

「う、眩し…」

痛いくらいの光が私を照りつける。

(今日も憂鬱な一日が始まる)

心の中でそっと呟いた。

「学校…行かないと…」

学校が嫌いなわけではない。

仲のいい子もそれなりにいた。

でも、本当の友達といえる人は…

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