君の手を
ずっと好きだった人がいた

中学の部活の先輩

私は陸上部に入ってた

そこで高飛びをしていた先輩に恋をした

必死にアピールして付き合うことになった

みんなも公認の仲のいいカップルだった

ずっと一緒にいた

帰るときも休みのときも


「ずっと一緒にいようね」

「当たり前、美月だけを愛してる」


幸せだった

毎日が輝いていた

何もかもがうまくいってた

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