君がメガネを外す時



洸太はわたしをその腕の中にわたしを抱きよせた。


お兄ちゃんとは違う、男の子の匂い。



「……俺も、ずっと好きだった」

「ほんとう?」

「気づかなかったお前が悪い」

「……うん」





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