君がメガネを外す時



「洸太、やっぱりメガネかけたままでいて」

「なんでだよ」

「モテたら困るから」

「なんだそれ。超ヤキモチ焼きじゃん」



あ、また笑った。

わたしたちにしか見せないこの笑顔。



好きって、いいね。



何もかもが新鮮で、胸のドキドキさえも心地いい。





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