笑顔

出会い

わたしの名前は藤堂りの。
小学5年生
ごく普通の家庭に生まれ
普通の生活をしていた。

父、母、兄、わたしの4人家族

わたしの性格は明るく、誰とでも仲良くできる活発な子


毎日の学校生活を楽しんでいた。


ある日の夏休み明けに転校生が来た。


担任の先生と一緒に入って来た。


先生が「佐藤裕史(さとうひろふみ)くんだ。みんな仲良くしてやってくれ。」




ねぇ…裕史
あなたとわたしの出会いはここから始まったんだね。


この時はわたし、なんにもこれから起こることなんにも分かってなかったよ。




裕史は全然しゃべらず無言でいた。

クラスのみんなは大きな拍手で裕史が来たことを喜んでいる。


裕史は全然笑わない。
無表情。


席は私の後ろであった。

私はすぐに後ろを振り返って「藤堂りのだよ。席も近いしよろしくね。」


裕史は無視。。。



私は無視されたことに腹が立っていたけれど、転校してきたばかりで緊張してるんだと思うようにした。



裕史はクラスの他の子から話かけられても全く話そうとしない。


わたしはそんな姿をみて何故なのか全く分からなかった。
どこかで何故なのか知りたかった。


わたしはあなたが気になっていたんだと思う…







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