幼馴染と甘恋っ!♡
「あの、海崎くん…」
校門につくと、圭ちゃんが来るのを待ってたらしい女の子が
恥ずかしそうに圭ちゃんの名字を呼ぶ。
「あ、相楽じゃん。おはよ」
「…う、うん…っ。おはよ!
あの…ね、ちょっと…きて…」
…告白だぁ〜…
…やだな…
私も、する予定だったのに…
私も、この子みたいに
なんの心配もなくただ好きだからって
伝えられたらいいのに…
「ごめん唯、待ってて」
「…うん」
2人はひと気の少ない中庭の方に入っていった。