幼馴染と甘恋っ!♡




優しい圭ちゃんは、




いつもより少し意地悪な表情で。




始めてみるそんな顔が、


やっぱりかっこよくて



すごくすごく





「…好き…っ」





圭ちゃん、好きだよ…


ずっと、いいたかったの。



ねぇ、伝わったのかな。






「…あのね、圭ちゃん」



「ん」




「唯の好きは、幼馴染の好きじゃないよ」





私はそう言って圭ちゃんを見上げる。



圭ちゃんは、小さく笑って



優しく私の頭を撫でた。




すこし切なげで、綺麗なその笑顔をみると



いつにもまして、泣きたくなっちゃうよ。





愛しくて、圭ちゃんが。





「キス…とか、したい方の…



好き、だから…ね…」



私は、両手で顔を隠しながらそう言った。




もうまるで、顔から湯気が出ちゃうんじゃないかってくらい



それくらい顔が熱くて…




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