幼馴染と甘恋っ!♡
「でもいずれそうするつもりなんでしょ。
ダメよ、唯ちゃんの気持ちも考えなきゃ。」
お母さんがそう俺に耳打ちをする姿を唯が、ぽかんとした表情でみてる。
「別に、唯もそういう気持ちならいいでしょ。」
「でも、そうじゃないんでしょ」
「わかんない。確かめてくる。」
「そ。なら、今晩はあんたの部屋は覗かないでおくよ。」
案外物分りがよろしい母親で。
「うん、そうしてくれると助かります。」
そうして俺は、唯を自分の部屋へと促した。