幼馴染と甘恋っ!♡
唯は、少し首を傾げた。
大きな純粋な目が、俺を見るから
そんな唯に今まで唯を、どんな思いで見てきたかを自白するのは
とてもじゃないけど、やっぱり怖い。
俺は唯の髪に触れた。
サラサラで、細くて
天使みたいに綺麗な髪。
そのままいつもみたいに、優しく唯の頭を撫でて
「…俺、ね」
と話し始める。
唯は俺の言葉に、こくこくと頷いた。
唯の赤い頬は柔らかで、小さな唇はぷっくらとして可愛い。
長いまつげとくりくりの丸い目をうるうるさせて俺を見る。
その表情から、その仕草から
やっぱり本当に俺のことが好きなんだって、
簡単にわかった。