幼馴染と甘恋っ!♡
俺は、少し手を広げた。
すると、迷わず唯は腕の中に飛び込んでくる。
小さい唯を、ぎゅっと抱きしめて
俺は唯の耳元で囁く。
「俺の気持ち、聞いてくれる?」
唯は、俺の腕の中でこくん、と一回頷いた。
「…びっくりしない?」
「…ん、しない…」
「わかった。
あのね、俺
小さい時からずっと唯のこと見て
可愛いって思ってた」
「うん…」
「赤くなってる顔を見ると、
もっと触れたいって思ってた。」
「…ん」
「抱きついてくる唯を、そのまま
俺のものにしてしまいたいって
ずっとずっと思ってた。」
「…圭、ちゃ…」
「…ごめんね」