幼馴染と甘恋っ!♡
LOVE3
「ふんふふん♪」
迷子になってもらったら困るという口実のもと、手をつないで近くのスーパーへ向かう。
「んー…何がいいかなぁ…」
唯は真剣に考えてんのか分からないけれど、
野菜を手にとっては首を傾げてる。
「あ、そうだっ」
唯がキラキラした目で俺を振り返る。
「ん?」
「グラタンとスパゲティにしようよっ」
チョイス可愛い。
まあ昔からそういうの好きだもんね。
でもレベル高いな、ちょっと。
料理はある程度できるから(親が仕事でいない時に、姉ちゃんにしょっちゅう作らされてるし)
まあ、いいかな。
「唯、そんなにいっぱい食べられる?
グラタンだけにしたら?」
「…やだ…食べるもん…」