幼馴染と甘恋っ!♡
「ん、知ってるよそんなの。
伝えたかっただけ。
クリスマスは彼女と?」
「うん、そうだよ」
「じゃあ、はい」
那月ちゃんが、そう言って圭ちゃんに何かを渡した。
「……………こんなん学校に持ってくんなよ」
「うふふ、そこはご親切にって感謝するところじゃない?」
「笑えねぇ。」
そういいながらも、圭ちゃんは苦笑い。
…何渡したんだろ…?
「じゃ、聖なる夜を。」
「はいはい、メリークリスマスね」
圭ちゃんへの用を終えた那月ちゃんは、そのまま私のいる方へ戻ってきた。