幼馴染と甘恋っ!♡





_____




「…ふふっ。唯可愛い」




圭ちゃんが、優しく笑いながら私の頭を撫でる。




「………っ…」



ど、どきどき、するじゃん…か…




雑貨屋さんについて、可愛いピンを見つけた私はそれをつけて

圭ちゃんに見せにいった。



すると、思いのほか圭ちゃんの反応が……


何と言うか…その


自分で言うのもアレだけど…


す、すごく愛しそうで…



…愛されてるなぁ…なんて…




「…圭ちゃん…私のこと、好き?」




「ん?好きだよ。どうしたの急に」



「ね…ねぇ、ダメ…

…やり直し…っ」




そんなのじゃダメなの…圭ちゃん…っ



…もう、分かってないなぁ!!


圭ちゃんは、「やり直し?」と首を傾げる。

そんな仕草もカッコ良くって。



私が何かを言おうとしたら、圭ちゃんは少し腰を屈めてくれる。




…だから、耳元でそっと囁いたの。




「…もっと、恥ずかしそうに…言って…?」






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