幼馴染と甘恋っ!♡
「うっっっわっっっ!みゆ!!
びっくりした!」
ドアの前に、ニヒルな笑みを浮かべたみゆが。
「え、何!?美優聞いてたの!?」
北野が慌てて体制を立て直すと、みゆは「ふっふっふ、事情はわかった。」
と言って小さな袋を私に渡した。
「え、何これ」
私が聞くと、みゆは私の耳に口を近づけてそっと囁く。
「これつけて、悠斗に見せてみな。
その時の悠斗の表情と、言葉が私からのクリスマスプレゼント。」
そう意味のわからないことを言った後、
「悠斗、プレゼント買ってなかったんでしょ?バカ弟が。」
と、ため息をつく。
「じゃーね、メリークリスマス。リア充爆発しろ見たかねぇ」
「幸せ願うか妬みほざくかどっちかにして」
私の言葉に、みゆはあははははっと愉快そうに笑って階段を降りて行った。
……って