幼馴染と甘恋っ!♡






「…先生〜…ちょっとしんどくて…」




ガラガラと保健室の扉を開けながら、そうつぶやくと


その言葉がそのままシーンとした保健室に響いた。





「…先生…いないのかぁ〜…」





…胸が痛むだけじゃなくて、少し息苦しい。


寒い…


風邪引いちゃったのかな…







トロトロとベッドに向かって、


脇に座ろうと体重をかけると…




「いた!誰!?俺の手 踏んだの!」




「き、北野くん…っ!?」






布団がバッとめくれて、出て来たのは



北野くんだった。





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