幼馴染と甘恋っ!♡
「んー…ん」
私は、四つん這いになってとことこ歩いて
圭ちゃんの正面に回った。
ぎゅっ…
圭ちゃんの膝の間にすっぽりはまりながら
正面からぎゅっと抱きつく。
「んー?」
「好き、好き、好き」
ぎゅっ…
圭ちゃんも、優しく包み込むように抱きしめてくれる。
圭ちゃんの吐息が、耳にかかってくすぐったい。
「俺も」
耳元で聞こえるハスキーボイス。
いつもより少し低くて、優しいよりもちょっぴり甘くて。
「んー…んー…」
「何そんなうなってるの、唯」
圭ちゃんが笑いながら、耳元でささやく。
静かな夜、幸せな時間。