幼馴染と甘恋っ!♡
うなってるんじゃないもん。
幸せだなあって思ってるのっ!
「んー…っ、んー…」
「…わっ、唯!」
ドンッ…
幸せをかみしめながら、強く圭ちゃんに抱きついてると
そのまま2人して床に倒れちゃった。
「唯〜、重いよ〜」
「重くないもん」
そう言ってまたぎゅっと圭ちゃんに抱きつく。
「へへっ、圭ちゃんだーいすきっ」
圭ちゃんは、「はいはい」と笑って
大切に、すごく大切にしてる宝物みたいに
私をふわりと抱きしめた。
「唯、もう寝ないと。風邪治らないよ。
明日も学校だし」
「やだぁ〜…もうちょっと…」
ぎゅー…っ
また圭ちゃんが抱きしめてくれる。
「そんなこと言ったら、唯はいつまでも甘えるでしょ。」
ぎゅっ…
私も抱きしめ返す。
「甘えないもんっ」
「甘えるよ、唯のこと誰より知ってる」
「私の方が私のこと知ってるもんっ」
「俺の方が知ってる」
そんなことを言いながら、私たちはそのままずっと笑いあいながら抱き合って、
圭ちゃんが私の家にいる最後の夜は
そのまま抱き合って眠って
すっご〜く幸せだった。
世界の時が、このまま動かなければいい。
そんなことを思って、圭ちゃんとの素敵な夢をみて眠りについた。