幼馴染と甘恋っ!♡
お母さんたち、もっと泊まってていいのに…
2泊3日じゃなくて、もっと旅行すればいいのに。
親がイヤなわけじゃない。
すごく面白くて、2人とも大好き。
だけど、
「…うっ…うっ…もっと、一緒に…いたい…」
圭ちゃんが、大好き…
私、おかしくなっちゃったのって、
誰かに言われてもいいくらい
本当に圭ちゃんが、大好きになっちゃった…
この2日間で、もっともっと
前よりもずっと、大好きになっちゃった。
それに、圭ちゃんへの気持ちが恋だって気づいたのも
この2日間でだったから…
「泣き虫だなぁ、唯は」
ギシッとベッドに体重をかけて、圭ちゃんが私の涙を親指で拭う。
「ずっと一緒にいられるじゃん。幼馴染なんだから。」
…うん
そうだね。
幼馴染だもん。
家族じゃないけど、恋人じゃないけど、
圭ちゃんの幼馴染は、私だけ。
どんなに圭ちゃんがモテモテでも、
いつか圭ちゃんに大切な人ができても、
それでも圭ちゃんの幼馴染は私だけ。
私が1番、圭ちゃんを知ってるもん。
「泣きやんだ?ご飯できてるから、着替えたらおいで」