幼馴染と甘恋っ!♡







「圭ちゃん、かーえーろっ♪」







「え、唯!?待ってたの?こんな時間まで?」





圭ちゃんが真剣に部活に励んでる姿をずっと眺めながら


校舎沿いの花壇に座っていると、

部活が終わってやっと私に気づいた圭ちゃんが驚きながら駆けてくる。





「うん、見てたんだよぉ〜っ。


かっこよかった、圭ちゃんっ」





抱きつくと、シャワーを浴びたばかりの圭ちゃんはいい匂いがする。




「ありがと。帰ろっか」



圭ちゃんは私の頭を撫でて、それから手を差し出してくる。



「うんっ」




その手を握ってふふっと笑うと





「おーい、お前らさあ幼馴染のくせに



どうなのそれ」



と、後ろから声が聞こえた。





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