幼馴染と甘恋っ!♡
「何なんですか、用がないなら帰るんで。」
「おーいおいおい、ちょい待てや」
そういって、田澤くんは私の手首をつかんだ。
「可愛いよね、君。小南さんだっけ?」
「…ぃ”…」
「付き合ってないんでしょ?
付き合ってないのに、手繋ぐとかおかしいよ。
小南さんは海崎のこと好きなの?
もちろん男として。」
…付き…あってないのに…
手を繋ぐのは、おかしいの…?
バッ…
「唯に触れないでください、怒りますよ」
圭ちゃんが強い力で、私の手を田澤くんから引っ張った。
少し痛くて、でも安心する。