別れ話
1日目
今日こそはと意気込んで家を出る

家の前で待つは可愛らしい君

君の顔に僕は弱い


「おはよう」


僕から声をかけた

君もすぐに「おはよう」と返した


毎朝僕らは一緒に登校している

君が僕の家の前で待つ


これが当たり前になっていた



もう君を好きじゃない僕にとってそれは重かった
< 1 / 18 >

この作品をシェア

pagetop