浮気男に逆襲を!


ちらっと隣に視線をやれば、目が合っちゃいました!


改めて見ると、整いすぎて何この生き物って感じ。


なんであたしなんかに告ってきたんだろ?


うーん、気になる。



「お? どーした中沢ちゃん。そわそわして」



あ、バレた。


なかなか鋭いですね。



「いや~、先輩があたしを好きな理由が気になっちゃって」


「あーなるほどね。……聞きたい?」


「ぜひ」


「そっか。まぁ中沢ちゃんがそう言うなら……いやでもハズいな~」



どっちやねん。



「教えてくださいよー。いつ頃一目惚れしてくれたんですか?」


「う~ん、ホントにど直球だね。そーゆーとこ好きだわ」



わぁお。何か褒められちった。


さりげなく胸キュン要素ふりまく辺りがとってもイカすぜ☆


マジ王子様!


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