爽やか王子は悪魔のような人でした
自分の気持ちよくわからないまま、
あいつと過ごしてるとある日告白された。
いつもだったら即答で断ってたはずだ。
でもそのときはなにかと言い訳してチャンスとか言ってる俺。
マジありえねーと反省してるときにまたおかしなことが起こった。
そのはじまりはまずあいつが名前で呼んできたときだった。
その日の帰り道は世界一周とかわけわかんないこと言ってたけど最後、
真っ赤な顔で名前を呼ばれた。
そのときはどうも思わなかったけど、
俺の名前を呼ぶために、
頑張ったけど呼べない…
あいつがそんな苦戦をしてたんだなと思うととても可愛く思えてきた。