爽やか王子は悪魔のような人でした



その次の日、俺を褒め出したあいつ。
基本褒められることは好きじゃない俺は適当に交わしていると、


急に悪口というか、けなされた。


けなされて嬉しいやつはいない。
さすがの俺もムッときて、聞いてみたら、


そんな俺が好きだからそのままでいろ、だってさ。



不意打ちにそんなことを言われるとヤバイだろ。

でもこんなパターン始めて。


他の女子は俺のいいところしか見てない。

だけどあいつは俺の悪いところも好きだって言ってくれた。


このとき、俺はこいつを離したくねぇって思ったんだ。


なんでかはよくわからなかったけど。
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