爽やか王子は悪魔のような人でした
ーーピーンポーン
知らない人の家のインターホンを押す私はなかなか勇気があると自分でも思う。
私は逆に知ってる人の家のインターホンを押すのが緊張する。
「はーい、って高校生?佑樹に用事?
少し待ってね呼んでくるから。」
そう言って出てきたのは綺麗なお姉さん。
「あ、いや、その…」
私がハッキリしないうちにお姉さんは2階へ上がって行ってしまった。
しばらく経つと、七瀬君にも負けないくらいのイケメン、
でもどこかチャラい男の子が出てきた。
年は同じくらいかな?