爽やか王子は悪魔のような人でした



「あの、初めまして。
夏川 結菜って言います。今日はーー」



迷子になったことを説明しようとすると男の子に止められた。



「えっと、結菜ちゃん、
ここで立ち話もなんだし、部屋においでよ。ね?」



「えっと…あ、はい、ありがとうございます。

お邪魔します。」



そう言って男の子に案内されながら入る。
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