爽やか王子は悪魔のような人でした



「七瀬君、トイレ行ってきていいからね?」



「あーっ、言われなくても行くよっ!」




なぜ私がキレられなきゃいけないんだろ。
ダッシュでトイレ行った七瀬君を見て思う。


トイレ、ガマンしなくてもいいのに…




「あ、七瀬君おかえり。」



「んー、あぁ。」



少し落ち着いたようの七瀬君。



「靴履くぞ。」



玄関に行き靴を履いて私たちは外に出た。
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