爽やか王子は悪魔のような人でした
やっぱり王子様
「七瀬君、3か条だぁ?興味ないし。」
私、夏川 結菜、高校1年生です。
クラス内でだいぶグループが出来てきたある日、掲示板に七瀬君3か条というものがあった。
七瀬君はこういうのに鈍感な私でも知ってるほど人気。
私と同じ学年、つまり1年生で
掲示板のポスター的なものをみてわかるとおり、ファンクラブまである。
「すげーな、七瀬君。」
そんなことを思っていると同じクラスの、同じグループのミキと舞が私のところへ来た。