爽やか王子は悪魔のような人でした



もしかして…


「私を待っててくれたの?」


「っ、ちげーよっ!」



プイとそっぽを向いて喋る七瀬君。



待っててくれたんだ、本当可愛いな。
素直になればいいのに。…本当好き。



「ふふっ、ありがと。」



微笑みながらお礼を言うと七瀬君は舌打ちをして、


「別に。」


と照れながら言う姿はとてもキュンキュンする。


てか、そんなことより放課後のこと七瀬君に言ったほうがいいのかな?


でも、告白断るだけだもん。言わなくていいよね?
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